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2009年7月

2009年7月31日 (金)

雷神の筒 山本 兼一

雷神の筒 山本 兼一


織田信長に鉄砲術を教えた橋本一巴という武将の人生を描いた小説。前半部分が特に面白かったです。火縄銃の火薬を手に入れるため種子島などに赴き、そこで明の海賊やポルトガルなどの世界の広さを知る部分など、大変面白く書いておられました。火縄銃を領民を守るための道具と考える主人公、他国を侵略する道具と考える織田信長、商売の道具として考える堺の商人衆、自分の出世の道具と考える雑賀孫一など、火縄銃を通して登場人物が生き生きと書かれております。
長篠の戦いでは、鉄砲の三段撃ちはなかったなど、けっけう史実に忠実に書いてはるのがかなりマニアックでした。

2009年7月30日 (木)

キンタ★と落語

某日、落語教室の取材に行ってまいりました。

会場には年配の男性がおおいですが、平日にもかかわらず若い女性も十人近くおり、落語が若い人たちに根付きつつあることを実感させました。

授業の方は本職の落語家さんがまずは見本を見せます。さすがはプロです。話術や間の取り方、腕を使った表現など、何気ないながらも人をひきつけるものがありました。それをもとに生徒さんが、落語を演じるのですが、その前に生徒さんの質問があります。


「ピヤーって驚く場面がありますが、あれは語尾をあげた方がいいですか、下げた方がいいですか」

「指二本で芽を表現していましたが、その場合は手の甲を客席に向けた方がいいですか、それとも向けない方がいいですか?」

その質問も細部にわたり、なかなか生徒さんたちも本格的です。で、先生の見本を見ていて、僕にはある素朴な、しかしある人たちにとってはとても深刻な疑問が発生していました。

あれ、その件については、誰も質問しないのかな? と思っていたら、ある年配の男性が挙手しました。


質問者 「あの~、取材の方がおられる場面で大変いいにくい質問なのですが」

先 生  「遠慮なくどうぞ」

質問者 「話の中にキンタ★と言わなければいけない部分があるのですが、どういうイントネーションというか、勢いというか、うまく言うコツなどや注意点などありますでしょうか?」

先 生 「大変いい質問ですね。この手の放送禁止用語を言うのは大変高度なテクニックがいります。基本は躊躇することなくキン★マと言うのがコツです。面白く言おうとすると、大体お客さんがひいてしまいますね」

と真面目に応える先生。
そうなのです、今回の噺は男性の大事な部分であるキ★タマが重要な役割を果たすのです。
  
なかなか、興味深い教材のセレクトだなぁと感心しておりますと、どんどん授業が進んでいきました。次は生徒さんが実演し、それを先生が「もうちょっと一息にセリフを読んで」とか、「もっと大層に驚いて」とか、「そこは体を左に向けて、もっとボソっとしゃべる感じで」とか、アドバイスをします。40人ほどの生徒さんがいたので、4つのグループにわかれて会場中のあちこちで授業が始まりました。

会場中に、落語の噺があちこち飛び回ります。

……、それはつまりどういうことか


「そうしたらだ、手がツルっと滑ってちょうど股ぐらへ入ったんや。フっと手にさわるものがあった猪の★ンタマや」

「これは、ええもんが手に入った。天から授かりしキンタ★。チェー、かたじけなしとおしいだき」

「でや~っと全身の力を使ってキン★マをギューと押しつぶし」


と、会場中が「キ★タマ」という言葉で埋め尽くされることになるのです。

しかも先生が、イチイチ、

「そこの“天から授かりしキンタ★。チェー、かたじけなしとおしいだき”のとこやけど、おしいだく感じを出すために★ンタマを、こう天皇陛下からの献上品を上からいただく感じでもらってください」

とチェックをいれると生徒さんが、

「けどキンタ★は猪は股ぐらの間にあって状況的には、猪の背の上にいるので下から★ンタマを包みこむような感じが正解では」

と返して

「いや、ここは登場人物がキ★タマをつかむ場面を回想しているので正確さよりも、キン★マをいかに面白おかしく表現するかの方が大切です」

と諭して、納得した生徒さんがまた最初から

「天から授かりしキンタ★。チェー、かたじけなしとおしいだき…」

とキ★タマ部分をリピートするという無間★ンタマ地獄の様相を呈してきたのです。

わたくしも卑小な男性ですから、キンタ★というワードには思い入れもありますし、下品なギャグも嫌いではありません、酒の席ではたしなむ程度に下ネタも話題にいれます。しかし、狭い会場中に響くキ★タマの木霊には、さすがに食傷気味になりました。

ですが、次にあがった生徒さんを見てその考えは変わりました。茜色の帯に上品にくすんだ白い着物を着た若い女性の生徒さんが舞台に上がったのです。

あれ、もしかしてこの清楚な淑女も、禁断のあのワードを…、男性の大事な部分をつかんで、チェーと男性の大事な部分をおしいだいて、あろうことか、全身の力を使って男性の大事な部分をギューと押しつぶすのか? 思わず内またになって力をこめる僕。

しかし、そんな僕の期待といいますか、心配といいますか、危惧といいますか、諸々の想いを無視するかのように淑女が落語をはじめました。

中級クラスだけあり、なかなか堂々たる噺家ぶり


「そしたら猪の頭がない。どうしたことかと思ったら、お尻の方やったんや。負けじと、尻尾をこうスルスルとたどって。待ちなはれおまはん、いくら大きな猪やと言ったって、そんなに長い尻尾やあるかい。いやいや、それがやな…」

と僕のハラハラ感とは別に、噺はどんどん佳境へと入っていきます。それにつれて、僕はさらに右の太ももを取舵一杯、左の太ももを面舵一杯、360度足がまわるのではないとかいうほど、人生最大の内またにして、その場面に備えました。


「そしたら手がツルっと滑って、ちょうど股ぐらの中へ入った。フッと手にさわるものがあったんや」

淑女が着物の袖をめくって、白魚のような美白の前腕と上腕を猪の股ぐらにつっこむジェスチャーを豪快にしました。そして、禁断のワードの部分です。


「イノシシの急所や。これはええもの手に入った」

あれっ、キンタ★って言わなあかん部分のはずやのに。何で言わへんかったんやろう? それとも僕が聞き間違えたんかな。確かに他の生徒さんのキンタ★っていう声がうるさいしなぁ。よし、次こそは聞き逃さないぞ!!

周りの男性生徒の★ンタマの声を耳から排除して、今までの取材では見せたことのない人生最大級の集中力で噺に向き合う僕。

しかし、その集中力は報われませんでした。


「これは、ええもんが手に入った。天から授かりし急所。チェー、かたじけなしとおしいだき、でや~っと全身の力を使って急所をギューと押しつぶした」

そうなのです、その淑女はこともあろうに、キンタ★という神聖な言葉を急所という、何とでもとれる凡庸な言葉に置き換えてしまったのです。

もちろん、急所を守るために人生最大の内またスタイルで踏ん張っていた僕の股関節も臨戦態勢を解いたのは言うまでもありません。

絶望に打ちひしがれていても、取材というミッションは完遂しなければいけません。乾いた雑巾から水を絞るように、気力を振り絞りメモとペンを持ち高座と向き合う僕。新米のライターならば取材放棄してもおかしくない場面。しかし、私は、「女性噺家は、キンタ★の部分を急所と言い替える」、その知識を得てひとつ賢くなったとポジティブに考えて、取材への活力源へと変えたのです。

「編集業という世界では、文章力よりも精神力の方が必要とされる時が多々ある」
そんな、先輩ライターからいだいた訓話を思い返す僕の前に、次の生徒さんが高座に上りました。

多分中学生くらいのお孫さんがいるご高齢の女性。老若に関係なく、噺は若い淑女の場合と同じく進みます。そしてやってきた禁断の部分。


「そうしたらだ、手がツルっと滑ってちょうど股ぐらへ入ったんや。フっと手にさわるものがあった猪のキュ、キュ」

ご高齢の淑女は急所と言うところをどもってしまいました。そしたら、優しい先生がこうアドバイスしました。


「ちゃんとハッキリ言いましょう」

「ハイわかりました先生。キン★マ!!」

心が折れました。

2009年7月27日 (月)

温暖化

温暖化ですね。あついっすね。

あついから、エアコンをいれる。それでまた地球が温暖化される。それでまたエアコンいれる。

かなりの悪循環ですね。

テレビの世界不思議発見でグリーンランドの氷河が凄い勢いで溶けているというのをエアコンつけた部屋で見てたけど、その氷河が消滅する勢いの凄さに怖くなってエアコンを消しました。

エアコンいれる→地球暑くなる→さらにエアコンいれる→さらに地球暑くなる。

というサイクルは、童話「北風と太陽」の北風のエピソードに似ていますね。
ここは思い切って地球さんが頑張ってプチ氷河期とかにしてくれたら、みんなエアコンをきるんちゃうかなって考えています。地球さんそのへんはどないでっしゃろ。

それにしても熱帯のスコールみたいな雨がふりますね。死者もでていて、ある意味スコール以上ですね。暑さも毎年強くなってきてますし。これ以上暑くなったら、スポーツする形も変わってくるような気がします。高校球児がサングラスつけてるなんていう姿もあたり前になるんちゃうかなって思います。というか、この炎天下で野球をさせること自体が酷ですねよね。いつか死人がでそう。

けど、ほんまにあと何年かしたら日本は熱帯になってまうんちゃうかって思いますね。ほしたら、誰もアジアのリゾートにいかんようになるかも。

あと、この前ツレと飲んでたら、最近ゴキブリをよく見るという話になりました。家の中とかではなくて、外の道とかで。そんなことって今までなかったような気がするんやけど。これも温暖化の影響やと勝手に思ってます。そのうち沖縄みたいにごっついでかいゴキブリが出てくるんちゃうかな。

あと、ちょっと体調不良です。週初めにもかかわらずです。頑張っていきます。

2009年7月24日 (金)

さぼりすぎた!

この2週間ほど色んなものをさぼりすぎたような気がする。
とりあえず運動不足。体重は80キロをやっと切るぐらいになってしまいました。

ていうか、この1週間僕は何をしたんやろう? 

何もしてねぇぇぇぇ

仕事もスポーツも飲みも全力を尽くす。

とりあえずこれを目標に。

今日は頑張って夜走りたいです。


近況メモ
やや腰痛の気配が腰に。とりあえず万全の状態ではないけど、動きに支障がでるほどでもない。

2009年7月21日 (火)

メモ

日本が承認していない国と地域
クック諸島 北朝鮮 台湾 ニウエ パレスチナ 香港 マカオ 西サハラ

リヒテンシュタイン公国
ルパン3世カリオストロの城のモデルになった国。面積は世田谷区の3倍、1719年にリヒテンシュタイン家が買い取って成立した国。リヒテンシュタイン家は今も大変な資産家でヨーロッパ各地にある私有地の総面積はリヒテンシュタイン公国よりも広大でかつ資産価値も高い。
第二次世界大戦時、国民の中にナチス支持が相当数増えたことを察した国王が、選挙を無期延期とした。民主選挙をあえて放棄し専制君主国とすることで、ナチスの拡大を防ぎ独立国として維持できたらしい。このへんは民意の反映が平和へ直結しないとこが興味深い。

バングラデシュの飛び地
バングラデシュとインドの国境地帯にはたくさん飛び地がある。なかにはバングラデシュ領内のインドの飛び地にバングラデシュの飛び地あり、そのまた中にインドの飛び地があるという大変ややこしいエリアもあるとか

マルタ騎士団
国土をもたない国。日本は承認していないが、世界100カ国が国として承認している。団員と呼ばれる国民の中には日本人もいる。正式国名は、「ロードスおよびマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」。十字軍からみで生まれた国でロードス島やマルタ島などいろいろな国を転々とするマルタ島にあるときナポレオンに攻められたときに、「同じキリスト教徒とは戦えない」という理由で領土を放棄し、国土なき国となった。

ヨーロッパ小国競技大会
人口100万人以下のヨーロッパの国家によるスポーツ大会。

アンドラ公国
フランスとスペインの国境にある国。839年に成立。第一次世界大戦にはフランスに11人の兵士を送るという、ギャグみたいな参戦の仕方をしている。その大戦後のヴェルサイユ講和条約の会議でフランスがアンドラ公国を小国すぎて呼ぶのを忘れてるなどの小物ぶりを発揮。1993年に独立国に。サッカーW杯の欧州予選にも参加しているが、人数がそろわないとうい理由で辞退することも。タッチフットか!!!!

エイズ問題
成人の3分の1がエイズに感染しているアフリカの国スワジランドは平均寿命が41歳。ふと思ったのだが、昔の平均寿命は40歳とか50歳、多分もっと低いはず。自然がバランスをとるために、エイズやウィルスを流行させているのかも。
で、なにがおもろいかというと、スワジランド国王がエイズの抑止にまったをかけるために若い女性の性行為を禁止する法律を作ったこと。にもかかわらず、その法律制定後に国王が結婚したのが17歳の女性。国王は罰金として牛一頭を差し出した。

アメリカのデビット・スミスは2005年に大砲に発射されてメキシコ国境を通過した。ちなみにちゃんとパスポートも持参の上の発射だった。

ロンドンのあるホテルの1室が、一時期だけユーゴスラビア領になったそうな。ユーゴスラビアの王族の女性がイギリスに亡命中に妊娠して出産することになった。ユーゴスラビアの法律でユーゴ国内にいないと国籍を取得できないため、ホテルのスイートルームの一室を割譲したのだとか。

日本は現存する最も古い君主制国家

シーランド国家
国民は4人。イギリスの北海にあるバスケットコートほどの広さの第二次世界大戦中の元海上基地。

アっと驚く国境の謎より

自転車旅

昨日は暇だったので、自転車で河川敷をえっちらおっちら走る。

最終的に樟葉まで行った。距離にすると片道25キロ、消費カロリーは1000キロカロリー、ほんまやろか。そんなに疲れた感じはないんやけど。往復にすると、50キロ、2000キロカロリー。なんか信用できん数字やなぁ。帰りにラーメン屋でビールとラーメンと餃子しばいて帰りました。

帰りはさすがにつかれえてベンチで休憩とかした。なかなか、自転車旅も楽しいかもね。

2009年7月18日 (土)

思い出の漫画ランキング8位 「柔道部物語」 小林まこと

とりあえず一番書きやすいのから紹介してみます。

思い出の漫画ランキング
8位 「柔道部物語」 小林まこと




高校柔道部に入った主人公・三五十五(さんご じゅうご)が強くなるまでの話を描いた、実に単純明快なスポ根漫画。上下関係に厳しい体育会系の描写がギャグのノリをいれながら、ふんだんい入っているのが、「SLUM DUNK」などの最近のスポ根漫画とはちゃうとこかな。

中でも、もの凄く感動したシーンがひとつあります。普通のスポ根漫画とは、一線を画す展開で、作者の勝負論みたいなものが凝縮した場面です。それは、主人公・三五十五が全国大会の団体戦でライバル・西野新二に負けた時に放つ一言。

順を追って説明すると、全国大会の舞台で三五率いる岬商業高校が、西野率いる耕談館大学付属浦安高校と対戦することになる。ライバル・西野は母子家庭で元いじめられっ子ながら、柔道をはじめて血のにじむような努力をして、オリンピック選手を国際試合で倒すほどの実力を身につけた天才。このエピソードだけを聞けば、ライバル・西野は精神肉体ともに鍛えられた好人物のように見えるが実際はま逆の性格。昔、自分をいじめた人間を全員病院送りにし、部員たちもいじめに近い厳しいしごきでどんどんと辞めさせるなど、最低な人格の持ち主。

三五を目の敵にする西野はいきなり団体戦の先鋒として登場する。岬商業高校の先鋒は、主人公・三五の親友・秋山一郎。ちなみに大将は三五。

西野は、わざと立ち関節で秋山の腕をへし折る。圧倒的な実力差があるので、そんな危険な技を使わなくても勝てるにもかかわらずだ。この怪我で秋山は高校の間は柔道をできない体になってしまう。

さらに西野は岬商業高校の次鋒、中堅、副将を簡単に一本勝ちして、大将・三五十五との闘いを迎える。大将戦も西野は三五を秒殺の一本勝ち。汗ひとつかかず、息も切らしていない西野が畳に叩きつけられた三五を見降ろす。侮辱に満ちた視線を真正面から受け止めて、負けた三五がある言葉を言うのです。

自分の親友を不必要な関節技で破壊したライバルに、主人公はどんな言葉を送ったと思いますか?






それは、
「尊敬するぜ」
という一言。


三五十五は、見降ろす西野にこの言葉を絞りだすように吐き出すのです。

元いじめられっこから、血の滲むようなトレーニングで(性根がゆがんでいるとはいえ)圧倒的な強さを手にいれたライバルの努力への敬意と、親友に不必要な重傷を負わせたライバルへの憎しみ。当然、努力への敬意よりも、親友を傷つけた憎しみの方が圧倒的に上回っている。しかし、自分自身強くなるために日々努力している柔道選手の意地として、しぼりだすように出したセリフ。

多分、普通の漫画なら、「覚えていろ」とか、「リベンジしてやるぜ」とか、「畜生!」みたいなノリの言葉になると思うけど、それとは全く180度違うセリフが出てきたことにビックリしました。そして、その言葉が主人公の心情を見事なまでに表現している。

しびれました!!
スポーツ選手はかくあるべきだ。

後世に残したい漫画ランキング

ちゅうのが発表されたそうです。でその内容を見てみると…

後世に残したい漫画ランキング(上から1位~10位)
『SLAM DUNK』 井上雄彦 集英社
『ONE PIECE』 尾田栄一郎 集英社
『ドラゴンボール』 鳥山明 集英社
『ドラえもん』 藤子・F・不二雄 小学館
『サザエさん』 長谷川町子 朝日新聞出版
『名探偵コナン』 青山剛昌 小学館
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 秋本治 集英社
『ちびまる子ちゃん』 さくらももこ 集英社
『鋼の錬金術師』 荒川弘 スクウェア・エニックス
『花より男子』 神尾葉子 集英社

少年ジャンプが1~3位を独占してます。すごいね。で、僕にとっての後世に残したい漫画ランキングは何になるのかな? ってことで以下がそれです

1位 「リアル」 井上雄彦
2位 「風の谷のナウシカ」 宮崎駿
3位 「陽だまりの樹」 手塚治虫
4位 「あしたのジョー」 高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画
5位 「SLAM DUNK」 井上雄彦
6位 「カムイ伝」

思い出の漫画ランキングとかなら、また変わってくる。以下が思い出の漫画ランキング。

1位 「西遊妖猿伝」 諸星大二郎
2位 「白い戦士 ヤマト」 高橋よしひろ
3位 「リアル」 井上雄彦
4位 「あしたのジョー」 高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画 
5位 「アイシールド21」 原作:稲垣理一郎、作画:村田雄介
6位 「ルードウィヒ・B」 手塚治虫
7位 「ムジナ」 相原コージ
8位 「柔道部物語」 小林まこと
9位 「ゴルゴ13」 さいとう・プロ
10位 「行け! 稲中卓球部」 古谷実
11位 「代紋TAKE2」 原作・木内一雅 作画・渡辺潤

なんか表にすると、どんどん書きたいことが出てきました。次からどうして、これらの漫画が好きかをツラツラ書いてみます 
 

2009年7月17日 (金)

老化現象

老化現象
ページをめくるとき指をなめそうになる。
おあいそのとき両手の人差し指で×をつくろうとしてしまう。
チャリンコをずっとオフィスに置きっぱなしだったと今日気づいた。

防音
オフィスの隣の社長がまた大声で怒っている。防音設備が欲しい。

体脂肪
うちの体脂肪計によると体脂肪は22%くらい、ジムの体脂肪計にのると18%くらい。さて、どっちが正しいのでしょうか?

沖縄料理
最近は、郷土の料理をそのまま持ってくる沖縄料理もあれば、和や洋、中華の要素をいれた創作系の沖縄料理も出始めたようだ。創作系はほんとうにオシャレな半面、こんなにアレンジしても沖縄料理? というのもある。まあ、美味しかったらええけどね。

2009年7月13日 (月)

最近食ったもののメモ

鶏田村 @JR奈良
奈良で流行っている焼鳥屋さん。どんな料理頼んでも外れがないねぇぇぇぇ。

麺や天四郎 @南森町
ごっつい和ダシがきいたラーメン。周りにはいっぱいラーメン屋あってどれも旨いけど、ここが一番。たぶん通いそう…

一八 @日本橋
見た目半透明のあっさりっぽい色目のラーメンながら、かなり濃い。こってりなラーメン。もうちょい北にあれば通ってたな!

カフェ ディビッド @御池
明らかに年代物の仏像や石像などの骨董品が並べられた店内は、美術館みたい。そんなゴージャスな空間ながら、コーヒーの値段は500円。しかもアイスコーヒーの氷もコーヒーでできてた! 苦味はあるけどさっぱりした後口で、今まで飲んだアイスコーヒーの中では一番自分の舌にあったねぇ。気になったのは、店内に尺八の音が流れていたこと。BGMとは別にかかっていた。ということは誰かが吹いてるのかな? 吹いてるとしたら奥のギャラリーやけど、よく見えず。しばらくして尺八の笛の音がやんで、奥から外人さんが「サンキュー」と言いながら出てきはった。謎! (ギャラリーには誰もおらず…)
時間がなかったのでアイスコーヒーの氷は全部食べず。コップの中に残したコーヒーでできた氷に未練たらたら。なんか、非常に申し訳ない気分になりました。

読んだ本

魚舟・獣舟  上田 早夕里
世界のほとんどが海に没した近未来の世界で、魚舟と呼ばれる魚と共生する海上民のお話を書いた表題作の「魚舟・獣舟」などのSF短、中編集。妖怪と近未来の人間が共生する短編や人間の体に寄生し犠牲者となった人の幽霊を幻覚として見せる寄生茸の話、ダブルEと呼ばれる外界と隔絶された教育特区で育った男の話など、どんな話にも遺伝子にまつわる話があり、おっと思わせるドンデン返し的なものもある。大人でもそこそこ読み応えのあるSF。

2009年7月10日 (金)

脚本

キャラクター小説の作り方 大塚英志
スニーカー文庫などの若者向けファンタジー小説の作り方の本。別に小説書こうと思って買ったわけではありません。漫画論やストーリー論、脚本論などが、ものすごく面白く書いてあるので買いました。(もちろん、ファンタジー小説の書き方も丁寧に説明しています)
ハリウッドには、「ハリウッド脚本術」なる本があり、そこにハリウッド映画の脚本を書くノウハウがマニュアルとして掲載されているらしい。で、ほとんどのハリウッド映画がそのマニュアルにそってストーリーがすすむ。まあ、このへんは小説とか漫画を読んでいたら、典型的なストーリー展開があるので、そんなにビックリするほどのことではない。この本のすごいとこは、その「ハリウッド脚本術」の内容と、9.11から始まったアフガニスタン、イラク戦争の経緯が驚くほど似ていることを書いていること。さらに郵政民営化の自民党大勝の選挙についても、この「ハリウッド脚本術」について沿って説明していて、ひとが感動するあるいは何か心を動かされるメカニズムが案外シンプルなんだなということを思い知らされました。
また、神話や童話の話の展開と、「スターウォーズ」、「千と千尋の神隠し」などのストーリー展開の類似性など、かなり読み応えのある内容でした。

2009年7月 6日 (月)

足の爪

爪復活
最近、夜走っていない影響が足に…
夜走るようになってから、足の爪が全て肉に食い込んでいました。ひどい部位は、爪と肉が一体化するような感じです。以前取材したモデルのアンミカさんは、学生時代陸上競技をやっていた影響で、足の爪が全くなくなってしまったと言っていました。スパイクが爪を圧迫して、皮膚や筋肉と同化しちゃったらしいです。トップモデルやのに、足の爪がないというのに、なんか妙なギャップを感じたものです。(さすがに足の爪なしはモデルとして変なので、つけ爪をつけておられます)
僕の足の爪もそれに近い形になっており、1年くらいまともに爪切りもできないくらいでした。(無理に切ろうとすると、皮膚と筋肉もはがれて持っていかれる感じ)それが、今日見てみると、びよーんと指から爪が伸びていました。人間の体の持つリカバリー能力、というほど大層なもんではないですが、大したもんやなぁと感心しました。

体重増加
本日朝の体重は77.0キロ。ちょっとリバウンドです。原因は、外食と雨の影響で自転車通勤ができなくなったのふたつとにらんでいます。

八朔の雪 高田郁
江戸時代、上方から江戸にやってきた女料理人のお話。売れているというから、買ってみた。前半はだるいなぁと思って読んでいたが、中盤になって、上方の昆布ダシと江戸の鰹ダシの違いに悩む主人公が新しいダシを考えついたあたりから、どんどん面白くなってきた。どうやら、続きものであるようだ。あるとしたら次号が楽しみ。小料理屋の女料理人が、色々な料理を考える。そこに江戸と上方の嗜好の違いや、他のお店の妨害とか、いろいろな話が混ざっている。味の表現が非常に豊かで具体的。お腹が空いているときに読むと、ヤバイ。

2009年7月 3日 (金)

メモ

微糖
最近の缶コーヒーの微糖は、「こんなに糖分が少ないのにこんなに甘い」路線が多いような気がする。甘くない微糖コーヒーが欲しい。

おでん
去年は夏でもコンビニでおでんが売っていたような気がするんですが… おでん売ってませんねぇ これも温暖化の影響?

奴隷制度と派遣制度
アメリカで奴隷制度が廃止されたのは、資本主義が発達して奴隷よりもサラリーマンの需要が高まったからだそうな。要は奴隷働かすよりも、サラリーマンとして月給払って働かす方がなんぼか安いということだろう。南部アメリカは農園が主体だったので、まだ奴隷が必要で、南北戦争になった。リンカーンは奴隷廃止にはそんなに命がけではなく、経済活動として奴隷が不要という考え方だったらしい。

で、思ったのが、奴隷制度からサラリーマン制度に変わったように、今後はサラリーマン制度から派遣制度に変わるのではないだろうか。また、リンカーンみたいな人がでて、サラリーマン解放運動が起こるのではないか。

みたいなことをパロディーとして考えた。ただ、そんだけの話。けど、サラリーマンという制度というか資本主義もずいぶん行き詰ってるような気がする。マルクスの説だと、ここから共産主義が発展するはずだけど、その気配がないねぇ。案外、オール派遣社員の時代がくるかもねぇ

冷凍ビール
昨日試しにビールを冷凍庫にいれてみた。2時間ぐらい冷やして、半凍状態で飲んでみた。炭酸とぶかなって思ったけどそんなことはなく、うまかった。ちょっと病みつきになりそう。

相撲
僕は外国人力士という存在はおかしいと思います。なぜなら相撲というのは神事だと考えるからです。豊作や雨乞いのために神様に祈願するためにあるものが相撲だと思うからです。そのために力人が技や勝負を神様に奉納するものである。そして、僕が考えるに技や勝負を奉納する神様が何かと言うと、それは僕らのご先祖様だと思う。日本国の象徴である天皇陛下のご先祖様はアマテラスだから…というわけでなく、これは僕の直観的なもの。

ずっと昔、まだ僕の母親が子供のころ、経営していた製材工場が火事で焼失したらしい。当然、大変な事態なわけで、その時祖母は月末の集金をまず何十キロと離れた一番遠い集金場所までバスで行って、後は歩いて家から遠い順に一軒一軒集金にまわっていったらしい。さすがに若い女性が歩いて集金にこられては、いつもは「支払を待ってくれ」と言う渋い取引先も払わずにはいられなかったらしい。こうやって大ピンチの時を、祖母の自分の足をすりへらす集金方法で何とか乗り切ったそうだ。

製材工場を継いだ伯父も、それまでの建材だけでなく、親戚に頼み込んで銘木の目利きの方法を学び、新しい事業を開拓していった。この銘木の目利きはかなりギャンブルの要素がある仕事で、銘木の表面だけを見て経験と勘で中身の質を推理して、値段を決めてセリ落とす。仕入れたのち、それをカットして天井材として売るのだが、キレイな中身だと思ったら虫喰いだらけで売り物にならないこともあるらしい。だから100万で買った材木が自宅の風呂場の燃料にしかならない時もあれば、仕入れの数倍の値段に転売できる時もある。
そんな博打な危険を冒して仕入れをしながらも、伯父さんは売るときは中身をごまかすこともせず(売る時に積まれた天井材の表面のものだけ質のいいものを揃え、中身を質の悪いものにする業者も多かったらしい)、市場の人たちからは大変慕われたという。
母方の話だけでなく、奈良の天理から大阪にでて工場を立ち上げた父方の祖父など、今僕がここにいるのは色んな御先祖様の歯をくいしばるような努力があるからこそだと思う。

もし母方の祖母の足が悪かったら、一家離散して僕は生まれなかったかもしれない。もし伯父さんの目利きが悪かったら、従兄弟は生まれていなかったかもしれないし、僕は生まれていたかもしれないけれど大分違った人生を歩んでいただろう。もちろん、父方の祖父が工場を失敗していたら、僕は生まれていなかったはずだ。

当然、知っている範囲の祖父母や親戚の努力だけでなく、祖父の祖父や祖母の祖母も大変な努力を重ねた末に今の僕があるのだと思う。

僕にとって神様とは、キリストや仏みたいなものではなく、絶対的なもので、それがこうした努力を積重ねた御先祖様なのである。というよりも、神様に奉納や敬うことを通じて、ご先祖様に敬意を払うみたいなとこがあります。このへんはうまく表現できませんが…

そんなわけで、相撲というものは、そういった御先祖様に奉納するものだと思う。だから、日本人としてのルーツを持たない外国人力士は存在自体がおかしいと考えている。

かと言って、外国人力士を応援していないわけではない。というか、大相撲を神事としてみるのはもう不可能やしね、完全にスポーツやから。スポーツとして見た場合、朝青龍とかめっちゃおもしろい。白鵬が優勝してもドラマはないけど、朝青龍が優勝すると色んなドラマがあるからね~。というわけで、頑張れファンタ太郎!!

終末のフール 伊坂幸太郎
3年後に小惑星が衝突することがわかった地球。そんな世界で、仙台のマンションの住人がひとりずつ主人公になった短編集。他の作品ほどは面白くなかった。別に3年で地球が消滅するというシチュエーションって必要なのかな? と思った。けど大変読みやすかったです。

決めごと
これから、週に1つ本を読む。できれば小説。

2009年7月 1日 (水)

メモと読んだ本

ビッグイシュー
最近ビッグイシューを売ってるホームレスの方の服装がこじゃれているなぁと思う。下手なお父さんよりオシャレになっている。ホームレス感がない。買ってても、ホームレスから買っている感じがしない。なんか、不思議な感じ。だからといって、不潔なカッコで売られても困るけど。

梅雨
梅雨になると、毎年、雨漏りする家のブレーカーが落ちて、どんなに操作しても電気がつかない。先日は携帯の充電も湯をわかすこともできず、テレビも見ることもできず、扇風機もつけるもこともできず、非常に落ち着きませんでした。なんとかならんかな、このボロ家。

体重
最近食べすぎで、78キロ後半になってもうた…

生物と無生物の間 福岡伸一著
「できそこないの男たち」を書いた人の本。どちらも遺伝子や生物のことを書いてある本です。「できそこないの男たち」を前に読んでおもろかったので買いました。ちなみに、「できそこないの男たち」の方の内容は、遺伝子の話をもとに生物は女性優位(この書き方が適当かどうかは不明)に進化していったことを非常にわかりやすく、かつ、めっちゃかっこええ文体で書いてはります。

研究者たちの熾烈な、研究競争のノンフィクションも読みごたえがありました。

今回の本は前回の本ほどは読みやすくはなく、大変疲れました。けれど、生物と無生物の違いは何かというテーマが非常に興味深く頑張って読みました。

生物の定義のひとつに、「自分のコピーをつくること」というのがあるのは知っていました。これはなるほどなぁという感じなのですが、そうだとするとコンピューターウィルスも生物だということになる。

で、結局生物と無生物の違いは何やねん、というと実はようわかってないみたいです。その一例として、風邪とかのウィルスがあるそうです。こいつが生物なのか無生物なのかは、今もって決着がついてないそうです。DNA(RNA?)みたいなんはあるそうですが、細胞はない。細胞よりもずっと小さくて、単なる構造物らしい(つまり石ころとかと同じということか?)。それが、他の生物に寄生して、コピーを増殖する。生物である細菌は自分で栄養を補給して増殖するが、ウィルスは自分で栄養を補給することはないらしい。(単なる構造物ゆえ)

で、この本で生物の定義を作者なりにしていて、それがなるほどなぁという感じで、納得できました。ネタばれになるので、興味がある人はここから先に読まんといてください。
生物の定義は、細胞やそれを構成する分子(?)が絶えず新しくなっているということらしいです。たとえば、人間の細胞は3か月でほぼ全部生まれ変わると言われています。細胞が死んで、新しく生まれた細胞がその役割をするいうことでしょうか。ほんで、脳細胞のように再生しない細胞も、分子レベルで見ると常に新陳代謝(表現が適切かどうかは?)しているそうです。

つまり、それでいうと、ウィルスは構造が新陳代謝しないので、生物ではないということになるらしい。

それを読んでいて、中島ラモの「永久も半ばを過ぎて」の

“私が語らなければ路傍の石が叫ぶであろう”と聖書にあるごとく、石には言葉があり、言葉には霊がある。岩くれどもは永劫の寡黙を諒としているのではなく、発言の術を知らないのである。言葉とはつまり矢であり、“話す”とはこの矢を弓で“放つ”ことである。岩に与える弓があるならば、彼は無限の矢数をもって、来し方の永劫について語り始めるであろう。

という一節を思い出した。

生物でない石に精神があると書いたこの一節のように、生物でないウィルスにも精神があるような気がします。

読むのは大変でしたが、読んだ甲斐のあった本でした。